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多摩市一ノ宮で農業を営む小暮さん(写真左の方)。この地に生まれ育ち、脱サラして農業を継がれて約10年。パルテノン多摩が主催する多摩暮らし体験クラブでは、この日、都市農業に積極的に取り組む小暮さんの畑におじゃまして、小学生20人が野菜の収穫体験をしました。最初に小暮さんから、都市化の進む一ノ宮の移り変わりについてのお話を伺いました。小暮さんが子どもの頃にはまだ広大な水田地帯が広がり、酪農を営む農家もあり、小野神社の子ども御輿など、伝統文化を継承する地域のつながりも濃かったそうです。今では宅地化が進み、多摩市の面積の実に40分の1にまで農地が減少しているとのことです。現在の販路は、駅の近くに農家が共同で設けた農産物直売所、農協の朝市、そのほか多摩市の学校給食や、地酒「原峰のいずみ」や手作り味噌「原峰のかおり」にも使われているそうです。 |
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お話のあとは、冷えたスイカをいただきました。皮が黒光りしている高級なスイカ「タヒチ」ともう1種類の2個を切り分けていただき、子どもたちは競っておかわりをしていました。 |
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スイカをいただいた後は、畑に出発です。途中、住宅地の中にある水田の前を通りかかると、こちらも小暮さんの田んぼだそうです。地酒「原峰のいずみ」と手作り味噌「原峰のかおり」に使われるお米「若水」を栽培する水田だそうです。こんなに身近な場所で作られているんですね。 |
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いよいよ畑に到着。畑に沿って流れている用水路にいるザリガニに注目する子どもたち。そういえば、こんな素朴な用水路が残っているのも、農地があるからこそ。 |
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広大な畑と水田が続くこの場所は、6軒の農家の農地だそうです。天気予報通り、35度近くになっていそうな猛暑の日ですが、田んぼや夏草のにおい、新鮮なトマトのにおいなど、猛暑の熱気の中にもすがすがしい香りが風に運ばれていきます。 |
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さっそくナスの収穫体験。へたのところに棘があるから気をつけて、という注意を聞いたあと、ハサミでナスを収穫しました。 |
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続いて、ミニトマトも。こちらは手でもぎとって。収穫したばかりの野菜は、水分をたっぷり含んでヘタもピンとしていて、手触りも香りもスーパーで売っている野菜とは全然違います。収穫した後は、子どもたちは畑のカエルを捕まえたり、木陰で水分補給も。 |
| 小暮さんは、1年に米と露地野菜を中心に80種類近くを栽培されているそうです。多品種を栽培することで、直売所や農協には次々といろいろな野菜が並び、私たちの食卓を旬の野菜で賑やかにしてくれます。また、畑の一部は学童クラブの子どもたちの活動の場にも使われたり、中学生の職場体験の場にもなっているそうです。住宅都市“多摩”の暮らしをゆたかにしてくれる都市農業の魅力を満喫することのできた貴重な一日でした。 |