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花だより
多摩センターで季節の花々を鑑賞できる多摩市立グリーンライブセンターのご協力をいただき「多摩センター花だより」をお届けします。

昨年と違って今年は5月が比較的好天に恵まれ気温も高めだったので、早めに夏花壇に切り替えられた方も多いのではないでしょうか。いよいよ雨の季節がやってきましたね。ナメクジやアブラムシなどの虫害が増えてくる季節です。雨に当てたくない鉢物を適宜軒先などに移動させたり、蒸れやすいものなどは分枝を促す観点からも思い切って切り戻しをしたり、お天気の合間を見ながら忙しくしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。グリーンライブセンターでは、植物の管理についてのご相談を受け付けている他、資料の閲覧もできますので、どうぞご利用下さい。                                         

今月の花苗販売は、6月2日(土)から10日(日)、10時から17時までです(4日は休館日のため販売もお休みとなります)。ギボウシ(ホスタ)、ルッコラ(ロケット)、カナリアナス(フォックスフェイス)、ミント類、ワイルドストロベリーなどを予定しています。数に限りがありますので、お早めにどうぞ。
グリーンライブセンターは、毎週月曜日と第4火曜日が休館日。月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館日となります。開館時間は9:30〜18:00です。

6月にお楽しみいただける花をご紹介します。

梅雨時を代表する花といえば、アジサイですね。遠くからでもぱっと目を惹くそのボリュームは見事なものです。写真のアジサイは、アナベル。咲き始めは薄緑色で、徐々に純白に変化していきます。多くのアジサイは夏から秋にかけて花芽を形成するため、冬に刈り込むと翌年開花しなくなりますが、アナベルは当年枝に花芽を形成します。そのため、秋にはドライフラワーのようになった花をそのまま楽しみ、早春に下から数芽残した位置で切り戻しすると、長く楽しめます。

西洋のガーデンでバラと双璧をなす花といえば、クレマチス。写真は、四季咲き性のラザースターン。少し波打った花びらが爽やかな空色で、清々しいですね。グリーンライブセンターでは、このほかにも何種類かのクレマチスをご覧いただけます。クレマチスをきれいに咲かせるには適切な剪定がポイントです。去年の枝に花を付けるものと、今年の枝に花を付けるもの、あるいはその両方につけるもの(写真の本種もそうです)がありますので、よく調べてから剪定しましょう。
むしむしと暑い日には、青い花があると爽快な気分になれますね。写真の花はルリマツリ(プルンパーゴ)。グリーンライブセンターでは、ピラミッドギャラリー(温室)でご覧いただけます。半つる性の熱帯植物のため、温室で越冬させると常緑で大株になります。東京でも屋外で越冬させることが可能ですが、冬場は落葉します。春の芽吹きはわりと遅い方なので、越冬に失敗して枯れたのではないかと心配になることもありますが、長い目で見てあげて下さい。
写真の花は、ヤロウ(西洋ノコギリソウ)。止血などに使われるハーブで、一緒に植える植物を元気にすると言われるコンパニオンプランツでもあります。ドライフラワーや切り花としても楽しめます。花色は、白、ピンク、紫、黄色などさまざまです。種まきよりも株分けで増やす方が容易です。
梅雨時の雲が重くたれ込めたような日でもぱっと目をひく明るい花、ヒペリカム。写真のように、花と同時に果実も楽しめる種類もあります。果実は、切り花の材料としても流通しています。
カシスはクロスグリのことですが、こちらは実が熟すと赤くなるフサスグリ。白スグリと呼ばれる実が白い品種もあります。生色用というよりも、ジャムなどに加工して食べられることが多いようです。前年の枝に伸びてくる新しい枝に実がつきます。古い枝は株もとから切ります。

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