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花だより
多摩センターで季節の花々を鑑賞できる多摩市立グリーンライブセンターのご協力をいただき「多摩センター花だより」をお届けします。

関東地方では、例年梅雨明けは7月20日前後。昨年は7月末にずれ込みましたが、今年はどうでしょうか。梅雨時は、株の切り戻しや、長雨にあてたくない鉢ものの軒下への取り込みなど、お天気に合わせて植物の様子をよく観察しながら育てたいですね。                                        

今月の花苗販売は、7月7日(土)から16日(月・祝)、10時から17時までです(9日は休館日のため販売もお休みとなります)。ひまわり、トクサ、ヒメトクサ、スイートバジル、ミント類、レモンタイムなどを予定しています。数に限りがありますので、お早めにどうぞ。
グリーンライブセンターは、毎週月曜日と第4火曜日が休館日。月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館日となります。開館時間は9:30〜18:00です。

7月にお楽しみいただける花をご紹介します。

梅雨空の鬱陶しい日にも、遠目にも目立つ豪華な花と言えばユリ。7月はユリの季節でもあります。写真のユリは、カサブランカ。切り花でもおなじみですが、庭植えするとそのボリューム感は圧巻。庭植えの場合、球根の高さの3倍くらい深めに植え込みます。半日陰の場所を好みます。

清涼感を運んでくれる花、アガパンサス。小花が集まって咲く散形花序のユリで、草丈1m近くなるものだけでなく、コンテナにも適したサイズのものが流通しています。冬場に地上部が残る品種と残らない品種があり、関東地方では概ね露地で越冬できます。根は太く生育旺盛なので、3〜5年程度を目安に株分けします。
写真のような濃いオレンジ色の八重咲きのユリは、ヤブカンゾウ。匍匐茎で広がり、大群落を形成しています。ぜひご覧になって下さい。
ちょっとユリに似た感じの花が咲くギボウシ。最近ではリュウゼツラン科に分類されているようです。シェードガーデンの主役を張れるリーフプランツですが、7月頃には花も楽しめます。ブルーグリーンの葉や斑入り葉、黄金葉、葉が波打っているもの、筋状の縞模様が入るもの、大型のものや小型のものなどほんとうにさまざまで、他の植物と引き立てあっておしゃれな景観を演出できます。冬場は地上部がなくなり、春に新芽が伸びてきます。「ウルイ」として野菜売場に並んでいるのは、ほとんどがオオバギボウシのようです。
なかなか見る機会のない花をご紹介しましょう。ショウガ科のゲットウ。葉や根にも爽やかな香りがあり、消臭、防虫などの効果がある他、ポリフェノールを含むためお茶としても飲用されます。耐寒温度は5度前後のため、関東地方では温室か室内で越冬させるのが無難です。沖縄では葉の防腐効果を生かし、餅を包んで蒸して食べ、厄をはらう行事があるそうです。
今月の最後にご紹介するのは、オクナ・セルラータ(ミッキーマウスツリー)。赤い萼にある果実は、熟してくると黒くなり、角度によってはミッキーマウスの顔(頭部)に見えます。これも熱帯植物で、耐寒温度は5度前後、10度以上なら落葉しないで越冬するようです。

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