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花だより
多摩センターで季節の花々を鑑賞できる多摩市立グリーンライブセンターのご協力をいただき「多摩センター花だより」をお届けします。

梅雨が明けたとたんに猛暑に襲われた8月でしたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。今年は、いつもに増して水やりが大変だったのではないでしょうか。9月から10月上旬くらいまでは、種まきの適期です。寒くなる前にしっかりとした株を育てるためにも、計画的に準備したいですね。                                        

月の花苗販売は9月1日(土)〜9日(日)、10時から17時までです。3日(月)は休館日のため販売もお休みとなります。販売予定は、葉ものでペディランサス(大銀龍)、ベアグラス、ルブス・カリシノイデス(木イチゴの仲間)、ヒメトクサ、オリヅルラン、コクリュウなど。ハーブではパイナップルセージ、ローズマリー、レモンバーム、レモングラス、ミント類、タイム類ほか。その他、ゼラニウム、インパチェンス、ゴールデンピラミッド、ムラサキルーシャンなど。数に限りがありますので、お早めにどうぞ。

グリーンライブセンターは、毎週月曜日と第4火曜日が休館日。月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館日となります。開館時間は9:30〜18:00です。

9月にお楽しみいただける花をご紹介します。

9月の花といえばヒガンバナ。グリーンライブセンターでは、赤花と白花をご覧いただけます。花茎の先端に6つの花被片がつき、長い雄ずいと雌ずいが外に突き出しています。秋の彼岸の頃、地面から急速に花茎が伸びてきて花が咲き、花後から冬の間、葉が展開し、春から夏にかけては葉を落として休眠します。幽霊花、死人花など不吉な別名もありますが、小津安二郎の映画「彼岸花」では、結婚する娘を送り出す親の複雑な心境を描き出す背景の一つとして使われています。飢饉の際には水にさらして毒を抜いて食用にしたとも言われますが、全草にアルカロイドの一種、リコリンという有毒物質を含むため、取扱いには注意が必要です。

ヒガンバナは今日では食用にすべきではありませんが、次にご紹介するのは食用になるものです。写真は、ベニノキ科の常緑低木、ベニノキの果実。毛がはえた赤黒い果実の中に、赤い種が見えています。この種子から、食用にできる色素が採れ、乳製品の着色などに利用されています。熱帯植物のため、グリーンライブセンターではピラミッドギャラリーでご覧いただけます。
ベニノキは、5弁のピンク色の花もなかなかかわいいです。首が疲れますが、上を見上げてみてください。花と実を同時に見ることができます。
次にご紹介するのは、ヒルガオ科のヨルガオ。ウリ科のいわゆる「かんぴょう」はユウガオ(夕顔)。開花前のつぼみは、ソフトクリームのようです。花は、芳香も楽しめます。
もう一つ、香りの良い花をご紹介します。モクセイ科の半つる性の常緑低木、マツリカ(英名 アラビアンジャスミン)。純白の花に強い芳香があり、ジャスミンティーの材料になります。越冬は室内で。
最後に、小さな小さな花をご紹介しましょう。タデの仲間で良く見かけるのは、赤い実が目立つイヌタデ、刺身のツマやタデ酢になるのは、ヤナギタデ。写真は、花が美しいサクラタデ。湿地や田んぼのまわりなどに生える野草です。時には、こんな小さな花をじっくり見てみるのもいいですね。

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