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花だより
多摩センターで季節の花々を鑑賞できる多摩市立グリーンライブセンターのご協力をいただき「多摩センター花だより」をお届けします。

日脚はずいぶん延びてきましたが、1月下旬から2月上旬が1年で最も寒い時期。最高気温が10度に満たない日が続き、春が待ち遠しい今日この頃です。グリーンライブセンターには、温室「ピラミッドギャラリー」にテーブル席もありますので、花の香りに囲まれた暖かなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。戸外のガーデンでは、寒さに耐えて咲く、けなげな花々をご覧いただけます。皆様のお越しをお待ちしています。                                        

花苗販売は、春までお休みです。再開の際には、またこのページでご案内させていただきます。

グリーンライブセンターは、毎週月曜日と第4火曜日が休館日。月曜日が祝日の場合は開館し、翌日の火曜日が休館日となります。開館時間は10月から9:30〜17:00です。

2月にお楽しみいただける花をご紹介します。

キンポウゲ科のフクジュソウ(福寿草)。葉が展開するのに先駆けて、鮮やかな黄花が茎の先端にぱっかりと咲きます。お正月を飾る鉢物として流通していますが、「元日草」の別名のように関東では旧暦のお正月の頃から4月頃が野生のものの開花期のようです。羽状複葉の葉は一見ニンジンに似ていますが、全草に毒があるので食用にはしないように注意しましょう。

最近人気の小球根、スノードロップ。待雪草とも呼ばれ、10センチ前後の草丈の花です。ヒガンバナ科の球根植物です。茎の先端に1つずつ下向きの花が咲きます。多く流通している品種には、写真のように純白で細長い花弁と、黄緑色の短い花弁があります。別名スズランズイセンとも呼ばれるスノーフレークは、花弁の大きさが揃った壺型の花で、茎の先端に複数の花がつきます。スノードロップの球根は、丈夫なので植えっぱなしでいいのですが、夏の暑さに弱いので、夏は木陰で秋から春まで陽当たりのある場所が適しています。
地面に近いところで早春を告げる花をもう一つ、アヤメ科の球根植物、クロッカス。まだ周囲が枯葉色の時期、真っ先につぼみを付け、ほとんど地面すれすれのところにぱっかり花を開く様子がとても愛らしい花です。陽当たりと水はけを好み、日照があると花が開きます。丈夫な植物なので植えっぱなしで構いません。小球根は一般に浅く植えることが多いですが、クロッカスは球根2〜3個分の深さに植え込みます。これは、球根が分球する時に上方向に増えていくためです。
厳寒期に開花する花木を2種類ご紹介しましょう。まずはロウバイで、これは「満月」という品種。花の中心に褐色の部分があります。漢字では蝋梅ですが、ウメ(バラ科)とは異なるロウバイ科の植物です。実生または接ぎ木で増やします。
マンサクも厳寒期にいち早く開花する花木の一つ。花弁は細長く、よく見ると4枚あるのがわかります。萼は黄色または赤褐色。マンサクの仲間には赤花もあります。落葉樹ですが、枯れ葉が木に残った状態で開花していることもあります。花には香りがあり、秋の紅葉も楽しめます。
最後はちょっと珍しいものを。茎の根元に霜柱のようなものができている植物は、その名の通りの「シモバシラ」。寒さ厳しい早朝にしか見られませんので、このページでご紹介しましょう。枯れた茎が毛細管現象で土中の水分を吸い上げて、しみ出した水分が凍って出来たもの。シソ科の他の植物にも見られる現象です。春が待ち遠しいですね。

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