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たま・まち交流館展示『驚き桃の木出あいの記展 楽描き便り』
作者 大須賀ケイさんインタビュー(2008年5月28日)

現在、展示期間(2008年5月15日〜6月17日)は終了しています。


多摩市在住のイラストレーター、大須賀ケイさん。日々の雑感を文章とイラストでつづった絵はがきを作り始めたのはもう20年も前から。6〜7年前からは毎日の日課にされているそう。このたび、多摩センターのたま・まち交流館で展示を開催されています。展示のタイトル『驚き桃の木出あいの記展』というタイトルは、ご自身の著書からとったものです。
毎日1枚描き続けて、ネタが尽きないことに驚かされます。
  外出先でネタを見つけたら、すぐにメモをとりますね。それに、人よりも目がいいのかも。外出先で知人に会ったり有名人を見かけたりということは、多分普通の人よりも多いですね。知人に会う場合でも、自分が先に見つけることが多いので、会いたくない人を見かけたら先に隠れてしまうこともできます。
つまり、出来事の面白さやネタの存在に気づくかどうかがポイントってことでしょうか。
どうしても伝えたいっていう気持ちは大切ですね。絵を描く技術は、描いているうちにだんだん上達していきますが、はがきを書く原動力になっているのはやはり「怒り」ですね。おかしいぞ、理不尽だなと思うことに対して面と向かって言いづらい世の中だからこそ、皆さんの共感も得られるのかもしれません。作者は、描くことによって憂さ晴らしもできますし。
絵と文でつづられていますが、柔らかで動きのある絵のタッチはどうやって出しているのですか。
人物の輪郭などは、ダーマトグラフという芯の柔らかい紙巻き鉛筆の先を削って描いています。描いているより削っている時間が長いかも(笑)。そのほか、細いサインペンや水彩えのぐ、パレット状になっている顔彩なども使います。机の前に置いた鏡を見ながら描いていることもあります。
お仕事の他に毎日はがきを描き続けるためには、ご家族の協力が不可欠ではないでしょうか。
夫は自分より家事が丁寧でじょうずです。夫の鑑ですね。独身時代は世話焼きだった義母が何でもしてくれていたようなので、結婚後の教育のたまものでもありますが(笑)。
多摩市にお住まいと伺っていますが。
  埼玉や八王子市を経て今は多摩市です。多摩のまちを歩いていると、山も海も身近にあった子どもの頃の体験が蘇りますね。野いちご、グミや桑の実など、歩いていると出会えます。ヤマバトも逃げないで、トコトコついてくるんですよ。
展示を見てくださる方にメッセージをお願いします。
大人になると、誰しも大げさに泣いたり、心から笑ったりすることがなくなりますよね。そういう時間を持つことでリフレッシュできるし、またがんばろうという意欲もわいてくるような気がしますね。作品を通じて、笑ったり共感してもらえると嬉しいです。同じ出来事でも人によって受け取り方は違うと思っていますので、ご批判も含めて見ていただければ嬉しいです。

人を楽しませることが大好きという大須賀さん。実は落語もお上手とか。2008年6月7日(土)の14時から16時まで、展示会場、たま・まち交流館でトークショーが開催されます。トークショーでは、落語のお話など、もっといろいろなことが聞けそうですので、どうぞ足を運んでください。
『驚き桃の木出あいの記 楽描き便り』別冊の『うちはおとんぼ』(300円)も展示会場にて好評発売中。


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